先祖供養で少年が心やさしい少年に育って行った

▼シェアボタンで友達に送る

 

 

1.息子の火遊びが原因で火事に

 

 

小学二年生だった少年が、友達といつものように遊んでいたときのことです。

 

平成五年のその日、少年は友達と三人でライター遊びをしてしまったのです。

 

十月の、秋風の冷たい乾燥した季節でした。

 

その火遊びが原因で隣の家にボヤが起きてしまい、あげくの果てに損害賠償を求められ裁判にかけられたと、お母さんが少年を連れて私のもとを尋ねてきたのです。

 

 

2.おじいさんの思いが火事になった

 

 

この少年は当時、落ち着きのないいたずら好きの子でした。

 

さっそく透視をしてみますと、少年には祖父がひょう依していたのです。

 

亡くなってから三十五年も経っているのに、死んでいることに気づいていません。

 

まだ苦しんでいる姿が映ってきたのです。

 

『お子さん達の火は、もしかして飛び火して建具に移ったのでは?』と聞くと、その通りだと言うのです。

 

なんでこのようなことが我が家に起こるのか、お母さんは必死になって聞いてきました。

 

私は、生前建具屋をしていたおじいさんが苦しみを訴えてきていることを伝えました。

 

家族にとってはとんだ災難でしたが、おじいさんは苦しみをわかってほしかったようです。

 

それから、おじいさんの浄化が始りました。

 

裁判での判決は、この家が一番高額の賠償をかぶるというように見えていましたが、私は、この子の将来のためにもその難を受けとめるよう言いました。

 

そしてご両親には、何があってもこのことで子どもを責めないように指導しました。

 

その後、おじいさんの浄化も無事に済み、折りにつけて浄化をしてパワーを入れたので、少年は元気に成長していきました。

 

少年は、高校を卒業するころには、友達の死を直感するぐらい勘の鋭い子に育ちました。

 

 

3.先祖供養を続けたおかげでやさしい少年になりました。

 

 

平成八年、青年となったこの子のもとに、友人が『どこへ行っても就職できない』と相談に来たのですが、ご両親はこのことをとても嫌がりました。

 

それは小学生の頃、あの事件を起こしたときの友人だったからです。

 

三人の中で一番高額の支払いをかぶり、長年苦しんできたご両親でしたから、その子とまだ繋がりがあることが嫌だったのでしょう。

 

しかし、『就職を世話できるのは自分しかいない』と息子に言われて、びっくりしたそうです。

 

彼は『親の気持ちはわかるが、友人が仕事がなくて食べていけないのは、もっと先が暗い』と、他人の将来のことまで深く考えられる青年になっていたのです。

 

彼のおかげで、友人は就職ができたそうです。

 

彼が苦しくてここまで学びとれたのも、ご両親が精一杯、先祖の供養や浄化をおしまなかったからこそです。

 

彼は現在は結婚されて2児の父親となり、仕事に励み親孝行を惜しみなくしています。

 

親御さん達とも色々なことをよく話し合いながら、日々前に進んでくれる青年となりました。

▼シェアボタンで友達に送る